【東大&慶應生による】「大学への数学」の使い方・レベル・評価・勉強法





こんにちは。慶應義塾大学理工学部1年の「りん」です。

今回は「大学への数学」とはどのような参考書なのか、そしてその使い方を紹介します!

「大学への数学」は東京出版から発行されている難関大受験者向けの数学の雑誌です。

その中でも「月刊号」「増刊号」の二種類があります。




大学への数学 月刊号について

月刊号はその名前の通り、月ごとに発行される「月刊誌」です。

数学Ⅲはもちろん、ⅠAⅡBの範囲も扱っているので、文系受験者や意欲のある高校2年生以下でも取り組めます。

また、発売日は毎月20日となっています。

(例:4月号の発売は3月20日です。)

そして内容は大きく分けて次の5つから構成されています。

1:ベーシック演習(今年度より)

2:スタンダード演習

3:日日の演習(「にちにち」と読みます。)

4:演習

5:学力コンテスト

月刊号は月ごとに特集が決まっており、その特集に対応する問題と解答、解説が「ベーシック演習」「スタンダード演習」「日日の演習」「演習」に掲載されています。(下図参照)


大学への数学

ベーシック演習、スタンダード演習は基本的な問題、日日の演習は少し難しめの問題が掲載されています。

難易度がAからDで設定されているので、自分に合ったレベルの問題を優先して解くこともできます。

それらは過去の入試問題から編集部が選んだ問題で、それぞれ20問程度の大問が載っており平日に毎日1問づつコツコツと解くことが推奨されています。

これらを毎日しっかり取り組むことで、数学の基礎力が強化できます。

次に「学力コンテスト」の説明です。

学力コンテスト(以下「学コン」)は問題のみが掲載されているので、そのページの解答部分に答案を書いて切り取り、編集部に郵送して添削してもらうことができます。

問題は数学の本質を問う良問ぞろいですが、非常に難しく、答案を仕上げるためにはかなりの実力が必要となります。

6つの大問が掲載されていて、1~3は文理共通問題、4は一般的な理系向き、5,6は意欲のある理系向きの問題となっています。

また、次の号には成績優秀者の名前がランキング形式で掲載され、全国のライバルと競い合って数学力や考える力、答案作成力を鍛えることができるのも魅力的です。

その他にも理系研究者へのインタビュー記事や編集部の先生による講義形式の記事、読者からの投稿欄など、「ただ問題を解くだけの雑誌」ではないことが特徴です。

数学力を鍛えることはもちろんのこと、その他の工夫された記事によって「数学を好きになる」ことができる雑誌です。



大学への数学(月刊号)の使い方

まず自分の方法を紹介します。

自分は大学への数学専用のノートを一冊準備し、スタンダード演習、日日の演習、演習の3つを1日1問ずつ解いていました。

つまづいた問題は分かるまで解答を読み、その3日後にまた解き直すという方法で勉強しました。

様々なレベルの問題を丁寧に解き進めることで数学力の基礎を鍛えることができました。

また、他の記事を読むことで気分転換をすることもできました。

次に東京大学理科一類に合格した友達の方法を紹介します。

彼は学力コンテストをメインに解いていました。

時には1問解くのに丸1日を費やすなど、東大に合格するための思考力、答案力を磨いていました。

大学への数学 増刊号について

大学への数学シリーズは上で紹介した月刊号だけでなく、増刊号という形で様々な書籍を発行しています。

増刊号、その他書籍の販売ページ

これらは月刊の雑誌ではなく問題集であり、様々なレベルの書籍が用意されています。

特におすすめは「スタンダード演習」「一対一の対応」の2タイトルです。




さらに難関大受験者で数学を武器にしたい人には10月発売の「新数学演習」をおすすめします。

大学への数学の魅力

最後に自分が実際に大学への数学を購読して感じたことを書こうと思います。

まず魅力的なのは「編集部が厳選した良問と丁寧で美しい解答」です。

他の問題集には正直に言ってあまり良くない問題や、雑な解答が載っていることがあります。

これはみなさんも感じたことがあるでしょう。

しかし大学への数学ではその様な問題や解答は一切ありません。

また、一見すると複雑な問題が教科書レベルの基本事項の組み合わせのみで簡単に解けてしまうことや、今までに見たこともない解法など「数学の美しさ」を教えてくれるのも魅力の1つです。

最後に

大学への数学といえば「難しい」や「マニアック」といったイメージを持つ人も少なくないでしょう。

しかし、これまで見てきたように様々なレベルの人が自分に合った問題に触れることができるのが大学への数学の強みです。

苦手な人はスタンダード演習からコツコツと、得意な人は学力コンテストに挑戦したりすればよいでしょう。

ぜひ一度、書店に足を運んでみてください。

そしてみなさんが大学への数学を使いこなし、第一志望に合格することを願っています。

ありがとうございました!

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